<同級生> 大橋信昭
1)ある日曜日の夕暮れ、私と同級生で友達関係の綺麗な貴婦人が彼女の夫を診察してくれと電話が入った。良いよ、つれてきなさいと軽く応答した。しかし、そのご主人は強い背部痛を訴えられており、胃癌の末期であり、全身転移あったことによる骨傷みであった。彼女から夫の昇天を聞かされたのは数週間後であった。しかし、私は同級生の眉毛にある異常な彼女の湿疹を見逃さなかった。早速、皮膚科に紹介状を書いて受診させた。生検後「サルコイドーシス」という返事であった。私が医師になり、勤務医のころサルコイドーシスの終末期の女性の主治医になり、全身にサルコイド―シス結節が広がっており、内科医の諸先輩の手助けを受け、全力で救命しようとしたが、かなりきつい苦悶様症状の末、他界した記憶がある。彼女をもう一度中核病院へ紹介しなおし、全身チェックをしたが、症状は眉毛の上の湿疹のみであった。今もなお、定期的に外来診察しており、中核病院と綿密に連携している。夫も亡くしたばかりであり、顔の表情はさえない。仲の良い同級生だから、気をつけながら冗談を言い合い、笑いを診察におこるようにしている。サルコイドーシスの悪化がおきないことを願う。
2)私とは小学生からの同級生であるが、成績は彼の方がはるかによく、勉強の大逆転は無理であった。しかし、ある日、私の診察室へ来たとき、あまりにも酒の匂いがひどく、糖尿病、冠状動脈疾患、高脂血症、高血圧症であった。メタボリック症候群である。私はこれらの疾患をそれぞれの全国的に有名な医師に紹介した。返事は極めて悪く、奥さんを呼びつけると、定年退職後は、朝から浴びるように酒浸りで、テレビの番で、運動も食事療法もしていないとのことであった。こんな生活をしていると、閻魔大王がお怒りになり、浄土か地獄へ落ちるので、総合病院へ紹介して、一から体作り,治療の再計画を頼んだ。私の言うことは、親しすぎて医学的アドバイスは全く聞いてくれない。奥さんは悲しそうに神様と叫んでいる。
3)この男性も、小学生からの友人であり、自宅に「少年探偵団」の本全館があるので、あそびがてらその本を乱読していた。ある日、右下腹部がいたいと深刻な顔をして、診察室に座ったので、真剣に、痛むところを触診した。腫瘤があるではないか。すぐに中核病院へ任せた。やはり大腸癌で比較的早期で、腫瘤摘出後、人工肛門をつけた生活を強制された。私とは仲が良すぎるので人工肛門を見せるのを多いに嫌がった。やがて時が流れ、消化器専門医の治療もよく、人工肛門も外れ、腫瘍摘出後、化学療法、放射線療法で腫瘍は消失した。私の所には高血圧で一か月に一回顔を合わせ、定期的に大腸がん専門医にも診察を受けている。やれやれである。
4)その女性は労作後、息切れがするという、あまり口を交わしたことがない同級生である。諸検査の結果慢性心不全であり、心房中隔欠損症も見つかった。今は、昔と違い、胸骨は切開せずに、カテーテルで中核欠損を埋めるだけであった。しかし心不全は悪化の一途をたどった。今、BNPという心不全の便利な指標がり60以下で正常が、1200ぐらいであった。私と中核病院の主治医が、緊急入院を命令した。彼女曰く、私には愛犬がおり、だれも面倒を見てくれないので入院は出来ませんと全く理屈、常識はずれの返事であった。早かった、一週間新聞が玄関にたまっているので、近所の人が警察へ連絡したところ、風呂場で死んでいた。突然死である。何故か過去の死にTDp(Torusa de poien)というフランス語がつかわれている。心室細動で死んだのだが、警察が入り込み事件から自然死という判断に時間がかかった。
5)中学2年、3年生と同じクラスメートであり、「痰が絡み、呼吸か息苦しく、喘息でもあるのか、全身倦怠感があるといった。」早速レントゲン撮影をしたが驚いた。全肺が真っ白でありどこで酸素を補給しているのかという状態であった。すぐに彼は毎日の百本の喫煙が何よりも楽しみであるといった。僕は怒った。これでは24時間酸素付であり、呼吸医の専門医に本格的な治療が絶対必要であり、禁煙であると命令した。彼は急に血相を変え、僕のおじいちゃんは毎日120本の喫煙を楽しみに96歳まで長生きをした。禁煙なんて無茶苦茶なことを命令しやがって、こんな診療所は来ないと、彼は一気に脱出した。その後お逢いしていない。なんの音沙汰もない。電話を一回でもして元気かと尋ねなければ行けないが、あまりにも無礼であり、知らん顔である。医師は感情に左右されずにベストを尽くさねばいけないが、私が修行不足である。同級生が良く来るが、人生百年といえども自分の体は定期的検診、良い生活習慣をせねば、お釈迦様が早くお邪魔をし、浄土の世界へ早く誘拐するかもしれない。お気をつけて!(完)
2025.03.24更新
同級生
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2025.03.23更新
医者の冥利に尽きる。
<医者冥利につきる> 大橋信昭
私は1979年に医師になり、46年のキャリア、鼻を高くするつもりはない。それにしても、うれしいこと、ドキッとすること、冷あせをかくこと、どう表現していいか分からないことが無数にある。
つい、先週の火曜日、ある女性が「先生、体がいたくて、えらくて、何もやる気がなくて、助けてください」と外来にやってきた。大垣市の中核病院、町の複数の開業医(内科、整形外科医)に助けを求めたが苦痛は取れないという。「検査をしましょう!」といったが「検査は散々、受けました、早く助けてください」とおっしゃる。私は神様でないから、しかしひとまず無難な200mlの点滴に、ノイロトロピン1Aとシアノコロビン1Aを入れて、救出作戦を考えた。その日はお帰りねがい、今までのかかった医師に連絡を取ったが、連携が悪い。情けない!次の日、その患者さんは、「先生、ありがとうございます。すっきりよくなりました。もうどこも痛くありません。あの点滴を打ちにこれからも通院してよいですか?」
どうしてよくなったのか?私が不思議である!どういう病気なのか?土曜日も笑顔で点滴に通院された。幸福になれたのであるから、非科学的であるが、患者さんの笑顔をもってヨシヨシとする。物理学者や文科系の専門家も大橋のはったりであろうと考えているだろう!しかし、不思議なことは時々あるのだ。次の患者さんは、激しい感冒症状で私の診察室の前に座った。本来なら感冒の治療に専念するところ、診察室のベットに仰臥位にさせ、超音波を取り出し、肝臓の検査を始めたのである。何故か分からぬ?五木寛之が書いた“他力”かも知れぬ?なんと肝臓にまだ初期の腫瘍が見つかったのである。中核病院の肝臓の専門医に連絡を取り、感冒は治しつつ、病院で精査を受け、治癒へ向かった。どうして感冒の患者さんに肝臓の超音波化検査をしたのかわからない?皆さんは、ますます、大橋が嘘八百を書いているのだと思っているだろう!しかし、いつも元気な近所のおばさんの僅かな黄疸を見逃がさずに、緊急で血液検査を行い、その異常値にびっくりして救急外来へ送り、肝胆膵の専門家を呼び出し、膵臓癌であることがわかり、緊急手術になり、膵臓癌摘出、抗がん剤、放射線治療など、専門治療を行い、7年になるが、今は主婦の活動や町内の自治活動で元気である。私達医師は、
膵臓癌は発見したらいくら頑張っても余命5年と教えられたのである。この症例は大橋医師すなわち私の自慢例である。事実、その患者さんは私を命の恩人といつも拝むのである。
その他、私は循環器専門医であるから、心臓病は見逃さない。今は、産科で、超音波で妊婦の胎児の心臓精査で、生まれる前に心奇形は発見されているが、それができなったころ、私は、心房中隔欠損、心室中隔欠損、肺静脈還流異常症、大動脈二尖弁、など数多くの心奇形を見つけている。これらの患者さんは,全例手術適応であるが、
その病名を告げ、家族とも討論し、手術を受け根治して今も元気で、当院へ顔を見せてくれる。手術台へ誘導するには、泣きじゃくる患者さん、家族、説得するには、私も全身全霊である。しかし、医学の進歩で今までの症例は、開胸、対外循環の力をかりなければいけなかったが、最近ではカテーテルで病巣を直接、治してしまうことができるようになった。胸骨を切開しなくてよいのである。カテーテル治療の進歩は著しく、冠状動脈疾患、心房細動、発作性上室性頻脈、多源性心室細動も治すことができる。夢のようである。このような著しい進歩は、他の内臓疾患においても著しいものである。患者さんの苦痛は激減した。地獄から天国へエレベートした。
まだまだ、日進月歩、私たち医師は勉強を怠ってはいけない。患者さんの苦痛は限りなく減少し、診断能力も向上している。
患者さんの笑顔で再会するのが医者の冥利につきる(完)
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2025.03.22更新
根気よく話し合いで解決を
<根気よく話し合いで解決を> 大橋信昭
民間人同士が喧嘩をして、今、殴り合いをする、暴力をふるおうとすれば、警察に逮捕され、新聞、ネット、週刊誌に大騒ぎになる。
だから、我慢を重ねて、話し合いをして、仲良くなるまで、妥協点を見つける。
それが国家間、民族間だと、戦争となる。殺傷能力の高い武器をもって、殺し合いになるのだ。何故、根気よく、政治家は国民の代表だから、平和への話し合いを続けないのだ。国家、民族同士は独裁者の元、殺し合いは許可されるのだ。おかしいじゃないか!
紀元前から、この地球を支配した人間は、争いを、戦争を続けている。それにしても、地球儀を眺めると、なんと異なる民族がひしめき合い、好き勝手なことを言って、殺し合いを始める。私たち民間人は、いくら相手が憎くても、二人も殺せば死刑になる。どこからとなく出現した独裁者の命令で、敵対する民族、国家の民族、老人から、子供、幼児、無抵抗な女性、軍人を大量虐殺すれば英雄となる。そんなのおかしいだろう!
歴史の本をめくってごらん!紀元前から、人間同士の殺し合いが歴史なのだ。戦争には名前がついていて、それを覚えるのが歴史学なのだ!中にはとんでもない独裁者が出てきて、大量に敵民族を粛清といって,何百人と命を奪う。アフリカにいる草食動物と肉食動物は、生きていくために、やむを得ずに、殺し合いがおきる。
宗教がこの世に、無数ある。代表的なものに、キリスト、お釈迦様、コーラン、まだまだ、ここにかけないが無限に宗教はあるのだ。
キリストもお釈迦さまも、アラーの神も、お説教を民衆に解いただけで、紙がないから、残ってはいない。お弟子さんたちが、熱心に話し合い、世界中に広めた。口伝では、ご教祖の話しは正確に伝わっているのであろうか?どの宗教も、分裂し、宗教戦争となる。宗教は本来、人が平和な生活、優しい心を持つために、発生したものなのに、凄惨な戦争となる。どの戦争も、血で汚れている。
人間はこんなに下等動物なのか?何故、講和、話し合い、妥協、国境なんて誰が作ったのか?この美しい地球を、恐ろしく進歩した武器を落下、乱射、地下に埋め、大勢の人が世を去った。
IT,AIが進歩しているが、平和への道は、人類は進歩させないのだろうか?平和に血を流さないためなら、どんなに時間をかけてもいいではないか!私は、医師であるから、目の前の患者を幸福にすることにしか考えてない。ライフルで他民族を殺すはいやだ(完)
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2025.03.13更新
ノロウィルスに特効薬はありません!
<ノロウィルスに特効薬はない!>
概要
ノロウイルス感染症とは、ノロウイルスに感染することによって嘔吐、下痢、発熱などの症状を引き起こす病気のことです。秋から春にかけて流行する“感染性胃腸炎”の1つであるとともに、ノロウイルスは食中毒を引き起こしやすいことも知られています。
通常は特別な治療を必要とせずに数日で自然に回復しますが、体の弱い乳幼児や高齢者が感染すると度重なる嘔吐や下痢によって脱水状態に陥ることもあるので注意が必要です。
ノロウイルスの主な感染経路は経口感染ですが、ウイルスが付着した物品や飲食物、感染者の吐物や便などを介して感染します。そのため、適切な感染対策を講じれば感染を大幅に防ぐことができますが、ノロウイルスは感染力が非常に強く、ごく少量のウイルスが体内に侵入しただけで感染するため注意が必要です。
原因
ノロウイルス感染症はノロウイルスに感染することによって引き起こされます。
ノロウイルスの主な感染経路は経口感染であるとされており、ノロウイルスに汚染された飲食物を口にすることによって感染するケースも多いとされています。ノロウイルスはカキやアサリなどの二枚貝に多く潜んでおり、十分に加熱せずに摂取すると感染する危険が高くなります。また、ウイルスが付着した調理者の手や調理器具を介して飲食物にノロウイルスが付着することも感染の原因になります。
そのほか、ノロウイルスは接触感染や飛沫感染によって広がることも少なくありません。ノロウイルスは感染力が非常に高いため、家族、学校、職場など身近に感染者がいる場合は物品に付着したわずかなノロウイルスを周囲の人が触り、その手で口や鼻に触れることで感染する可能性があります(接触感染)。また、感染者の唾液にはノロウイルスが含まれているため、咳やくしゃみなどのしぶきが周囲の人の口の中に入ると感染します(飛沫感染)。
また、ノロウイルスは感染者の吐物や便などと共に多く排出されるため、これらの汚物から感染が広がるケースも珍しくなく、保育園や高齢者施設などでは集団発生するケースも多いとされています。
症状
ノロウイルス感染症は、ノロウイルスに感染して1~2日経過すると吐き気、嘔吐、下痢といった消化器症状が現れます。発熱を伴うこともありますが軽度であり、そのほか腹痛、頭痛、寒気、筋肉痛、だるさ、喉の痛みなどが見られるケースもあります。
通常はこれらの症状が1~2日ほど続き、後遺症なく自然に回復することがほとんどです。しかし、乳幼児や高齢者などでは頻回な下痢と嘔吐によって脱水状態に陥るケースもあり、吐物による窒息のリスクも少なくありません。
検査・診断
ノロウイルス感染症が疑われる場合は次のような検査が行われます。
ノロウイルス抗原検査
便の中にノロウイルスが潜んでいるか簡易的に調べることができる検査です。専用の検査キットを用い、採取した便の中にウイルスが潜んでいる場合は薬を付着させると“陽性”反応が出ます。重症化しやすい3歳未満、65歳以上は健康保険が適応され、15分程度で検査をすることが可能です。
ただし、ノロウイルスに感染していても“陽性”にならないケースもあるため、必ずしも正確な結果とはならないとされています。
血液検査
下痢や嘔吐などが頻回にある、高熱があるといった場合は脱水の有無や炎症の程度などを評価するために血液検査を行うことがあります。
ただし、血液検査のみではノロウイルス感染症と診断することはできません。
治療
ノロウイルスに対する抗ウイルス薬は開発されていないため、ノロウイルス感染症の治療は胃腸の調子を整える整腸剤、発熱に対する解熱剤などの薬物療法、脱水を予防・改善するための点滴治療といった対症療法が行われることとなります。
ノロウィルスに対する有効薬は、ありません。
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2025.03.06更新
大橋信昭 多いに悩み 考える
<大橋信昭 多いに悩み 考える>
私はここ1年、勉強し、苦しんでいることを書いてみます。
まず私の文章は全くランダムに跳ぶことをご承知ください。
まずは量子力学です。私たちが高校、大学で並んだ物理は、
古典物理で、ガリレオ、ニュートンンが代表選手ですか?
これは立派な業績ですが、アインシュタインをきっかけとして、量子力学が飛躍します。私たちは物質の最少単位は原子として教えられました。ところが、もう量子力学者は、気が狂ったように、研究していたのです。原子が仮に東京ドームだとすると、投手のマウンドに野球ボールの大きさの原子核があります。その原子核の中央に位置し、陽子と中性子化構成され「核力」というつい力によって結合しています。湯川秀樹が中間子を発見しています。原子膜と原子核、原子核の中も、量子:クオークが飛び跳ねています。いや!電子の存在を忘れていました。生物はおおむねこの共通項で構成されています。
宇宙は、人類は全体の4%しか把握していません。残りは、今の最新測定器をもってしてもわからないのです。ただ暗黒エネルギーと、暗黒物質が残りをほとんどです。この両者の正体は今でもわかっていません。宇宙空間に存在する天体のうち、極めて高密度で、極端に重力が強いため、光さえ脱出することができない天体があります。
量子は、様々な物理現象の最少単位である。量子力学が適応される粒子を量子力学的粒子という。量子(クオーク)は、宇宙中に満ち溢れており、質量のあるものとないものがあり、人間の目には見えないし、地球や惑星、人体など通り過ぎていく。スーパーカミオカンデで観測しているニュートリノ。私たちは素粒子からできている。
宇宙が誕生した時、惑星が超新星爆発した時ニュートリノは生まれる。
素直な気持ちで思考してみると、宇宙は138億年前にビッグバーンで誕生したが、その前はどうなっていたの?宇宙の果てはどうなっているの?壁があるとしたらその壁の向こうには何があるの?
話しは飛ぶが、人類は誕生して、私たちはホモサピエンスだが、私たちの先輩のネアンデルタール人が滅んで誕生したと言われてきました。しかし、私たちホモサピエンスの遺伝子の13%にネアンデルタール人の遺伝子が存在するのです。つまり、一緒に暮らしていた時期があるのである。ネアンデールタール人は、集団性、IQが低いのか結局滅ぶ。今や、私たちホモサピエンスの時代である。
今、厚生労働省は、患者さんの生活習慣指導に一生懸命である。人類の寿命は、縄文式土器時代には30年もなかったと思われる。織田信長は”人生50年”といった。私が大学を卒業したのは、1979年、そのころは多くの老人は60代ぐらいで昇天された。ところが、2025年はどうなっているの?100歳以上の人が8万7千人、私の岐阜県大垣市にも50人以上、80歳代、90歳代は無限にいる。私の研修医のころは90歳の老人とお逢いするとびっくりしたものである。90歳でトレーニングジムに毎日、通う人が多く、医学の発達、環境衛生の改善、そして生活習慣の改善が大きいのである。昔、植木等がスーダラ節で“ちょいと一杯のつもりで飲んでいつのまにやらはしご酒、気がつきゃ、ベンチのホームでごろ寝、これじゃ、体にいいわけないよ、わかっちゃいるけどやめられない”
こんな生活は短命である。出来たら禁煙、禁酒、適度の運動、規則正しい生活、健康的な食事、定期的な健康診断、これらを実施すれば100歳の健康老人は間違いない。皆さん!100歳目指して頑張りましょう!他にも、いろんなジャンルの学問がありますが、きりがないので筆をおきます。(完)
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2025.02.21更新
過敏性腸症候群
<過敏性腸炎>
概要
過敏性腸症候群とは、精神的なストレスや自律神経バランスの乱れなどによって腸のはたらきに異常が生じ、便秘や下痢など排便の異常を引き起こす病気のことです。
排便の異常の現れ方は人によって異なり、絶えず下痢が続くケースもあれば、便秘と下痢を数日ごとに繰り返すケースもあります。また、腹痛やお腹の張りなどを伴うことも多く、中にはトイレから離れられず日常生活に支障をきたすようなケースも少なくありません。
日本人の10%程度は過敏性腸症候群であるとされており、この病気は決して珍しいものではありません。多くは過度なストレスや緊張などによって引き起こされると考えられていますが、原因がはっきり分からないケースも多々あり、治療が難しいこともあります。
また、過敏性腸症候群は検査をしても腸に器質的(目に見える)な異常が見られないことも特徴の1つです。そのため、病気のつらさの理解を周囲から得られず、悩みを抱えるケースも多いと考えられています。
原因
過敏性腸症候群の明確な発症メカニズムは現在のところ解明されていません。
一方で、腸のはたらきは脳からつながる神経と密接に関わっていて、脳腸相関といわれています。この脳腸相関の異常が過敏性腸症候群の発症に関わっているとするのが現在の見解です。
たとえば、消化管に分布する自律神経には交感神経と副交感神経があります。交感神経には腸の動きを抑えるはたらきがあり、副交感神経は腸の動きを活発にするはたらきを担っています。この交感神経と副交感神経はそれぞれバランスを取り合いながら腸の動きを調節していますが、ストレスや疲れなどによってバランスが乱れると腸の動きに異常が生じ、下痢や便秘を引き起こしやすくなるのです。また、同時に腸の痛みを感じる知覚神経が敏感になることで、お腹の痛みや張りなどを感じやすくなると考えられています。
そのほか、過敏性腸症候群は感染性胃腸炎にかかった後に発症しやすいことも分かっています。微細な炎症によって腸の粘膜が弱くなり、腸内細菌に変化が生じることで腸のはたらきに異常が生じるとの説もあります。
原因は未解明も…
脳と腸の密接な関係からくる症状も
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ツムラ
症状
過敏性腸症候群はお腹の痛みや張りなどの不快な症状とともに、下痢や便秘などの便通異常を引き起こす病気です。症状の現れ方や重症度は人によって異なり、特に便通異常の現れ方によって“下痢型”・“便秘型”・“混合型”の3つのタイプに分けられています。
“下痢型”はストレスや緊張などのわずかなきっかけによってお腹の痛みと激しい便意とともに下痢を生じることが特徴で、特に通勤などトイレに行けない状況のときに発症しやすいとされています。
一方、“便秘型”では便秘に伴ってお腹の張りなどの症状が起こります。なお、“混合型”は便秘と下痢が交互に繰り返されることが特徴です。
このような症状が3か月以上続く場合に過敏性腸症候群が疑われますが、いずれのタイプもストレスや疲れなどがたまると症状が悪化し、就寝中や休日などは症状が現れにくいとされています。また、排便すると一時的に症状が改善することも特徴の1つです。
多くの方はこれらのお腹の症状や便通の異常とうまく付き合いながら生活していますが、重症の場合には頻回な下痢のため電車に乗れない、外出できないなど生活に大きな支障をきたすことも少なくありません。
過敏性腸症候群の様々な症状
• 下痢と便秘を交互に繰り返す
• お腹がよく痛くなる
• お腹が張りやすい
• 緊張するとお腹が痛くなりやすい
• etc.
もっと詳しく見る
ツムラ
検査・診断
過敏性腸症候群は特徴的なお腹の症状や便通異常が生じるため、特別な検査をせずに問診だけで診断が下されることも少なくありません。
しかし、なかには思いもよらない腸の病気が潜んでいる可能性もあるため、重症の場合や治療をしても症状が改善しない場合は次のような検査を行うことがあります。
血液検査
血液によって、腸の炎症の有無などを調べるための検査です。また、便通の異常はがんや甲状腺の病気などによって引き起こされることもあるため、必要に応じて貧血や甲状腺ホルモン値を調べる検査を行うことも少なくありません。
便潜血検査
便の中に血液が混ざっているかを調べる検査です。便通の異常を引き起こす大腸がんや大腸ポリープ、炎症性腸疾患などの血便が生じる病気の可能性を探るために行われます。
画像検査
腸の状態を調べるため、X線検査やCT検査などを行うことがあります。これらの画像検査により腸閉塞などの器質性疾患を調べることができます。
大腸内視鏡検査
大腸の内部を内視鏡で詳しく観察することができる検査です。がんや炎症性腸疾患など便通の異常を引き起こす病気が疑われる際に行われます。
治療
過敏性腸症候群の症状を改善するには、規則正しくストレスや疲れをためない生活を心がけることが大切です。そのため、軽症の場合は治療せずに生活改善を行いながら経過を見ていくケースも少なくありません。
生活改善を行っても症状が改善しない場合や症状が強い場合には、それぞれの症状を緩和させるための薬物療法が行われます。
過敏性腸症候群は、精神的な要因によって発症・悪化することが多いため、抑うつ気分などがあるときは、抗うつ薬や向精神薬などが用いられることもあります。また、薬物療法でも精神的な症状が治まらない場合は、カウンセリングなどの精神療法が必要となるケースも少なくありません。
<予防>明確な発症メカニズムは解明されていないため、残念ながら確実に効果のある予防法は現在のところはっきり分かっていません。
しかし、過敏性腸症候群はストレス、疲れ、睡眠不足、運動不足、高脂質な食事、過度な飲酒など生活習慣の乱れが発症や悪化に大きく関わっていると考えられています。
過敏性腸症候群を予防するには規則正しい生活を心がけ、十分な睡眠と休養を取ってストレスや疲れがたまりにくい習慣を身につけるようにしましょう。
投稿者:
2025.02.20更新
スクリーンタイムが思春期の子供のメンタルに与える影響
この論文に着目した理由
子どもや若者の間でのスクリーンタイムの増加によって、メンタルヘルスへの影響が懸念されています。スクリーンタイムには、動画視聴、ビデオゲーム、テキストメッセージのやり取り、ビデオ通話などが含まれますが、過剰なスクリーンの使用は、睡眠、運動、対面での社会的交流といった活動に費やす時間を減少させる可能性が指摘されています。
本研究は、大規模な思春期脳知能発達(ABCD)研究データを使用し、9-10歳の子どもを対象に、スクリーンタイムとメンタルヘルス症状(抑うつ、ADHD、行動障害など)の関係を2年間にわたり検討しているため着目しました。
私の見解
本前向きコホート研究は、スクリーンタイムが思春期の子どものさまざまなメンタルヘルス症状と関連していることを明らかにし、特に、抑うつ症状との関連が強いことが示されています。また、ビデオ通話、テキストメッセージのやり取り、動画視聴、ゲームが抑うつ症状との関連が最も強いスクリーン活動であることが判明しました。さらに、これらの影響は人種によって異なり、白人の子どもでは黒人やアジア系の子どもよりも強い関連が見られました。
本研究の大規模なサンプルサイズと縦断的デザインは、試験の信頼性を高めていますが、評価が自己申告によるスクリーンタイムおよび親が報告した症状に依存しているため、報告バイアスが生じる可能性があります。また、社会経済的要因や既存のメンタルヘルス状態などの交絡因子を完全には考慮していない点も課題でしょう。
日常臨床への生かし方
本研究から、スマホやタブレットの使用が子どものメンタルヘルスに影響を与えることが示唆されました。また、従来の報告から近業作業時間の増加は、近視の進行を促進してしまいます。両者を考えると、適切なスクリーンタイムの管理が子どものメンタルヘルスや近視の進行管理にとって重要でしょう。
さらに、長時間のスクリーンタイムが子どもたちのメンタルヘルスにも影響することを周知し、必要に応じて心療内科や精神科への紹介を行うことで、より適切な介入を行うことができると考えました。
投稿者:
2025.02.01更新
核エネルギーを平和利用に
<核エネルギーを平和利用に> 被爆者2世 大橋信昭
2023年度の地球上に存在する核弾頭の総数は12,520です。保有国は、米国、ロシア、フランス、英国、中国、インド、パキスタン、イスラエル、北朝鮮の9か国です。いや、2025年度では、核保有国はさらに増大しようとしているはずです。アインシュタインに聞いてみたいのですが、この核エネルギーは、無限に広がる産業社会に、石炭や石油では、補給不足で、世界の環境保全を考えても、必要になってしまったのですか?決して、ダイナマイトから続く、進歩していく戦争の兵器になってはいけないのです。
紀元前、人間が文明生活を始めてから、世界で戦争がどこの地域にも、一瞬たりとも無くなったときはありません。地球儀を見てください。ユーラシア大陸、アメリカ大陸、オーストラリア、アフリカ、日本を含めてニュージーランド、アフリカ諸国、太平洋、大西洋に浮かぶ離島を、観察してみると、無限の民族が狭い地球にひしめき合い、言語は異なり、宗教も複雑で、争いは絶えたことはありません。どうして、この惑星は、多民族でもいいから、単一言語で、争いのない日々にならないのでしょうか?胸が痛みます。
私のいとこは被爆者2世です。彼の母は17歳の1945年8月9日は、爆心地に近い、今は平和公園がありますが、その近くの防空壕の一番深いところで友達とトランプ遊びをしていました。防空警報が鳴ってから、かなりの時間がたち、一緒にいた町内の成人の人達は、もう外に出て、姿を見せません。安心して友達と防空壕から外へ出ました。そこには衝撃的な世界が広がっていました。景色はすっかり変化してしまい、近所の人達は、はるか遠くへ飛ばされた様子で、恐怖心で反射的にが郊外、田舎、島原が思い立ち、一目散で走り続けました。必死で避難しようとしても、死体の山です。その下の中から手が出て足をつかまれ、瀕死の人が「水をください!」こんな時は平常心ではいられません。足を振り切り、島原へ一直線です。アメリカ軍が上陸するという流言が聞こえ、女は強姦されると、泣き叫ぶ人がいました。彼女を含め女性たちは、髪の毛を道端で見つけたハサミでできるだけ、坊主頭にし、二日かけて、飲まず食わずでしたが、ともかく近くの優しそうなお百姓さんの家に飛び込み一か月かくまってもらったのです。お百姓さんに充分お礼を述べ、長崎へ帰っていったのです。目についた長崎は、壊滅、焼け野原で、家族の一人と偶然、一週間後逢うことができました。家族は離散状態でしたし、実家は焼けてしまい長男は箪笥の下敷きになり、犠牲になるところを、残った家族は見ていましたが、彼女の兄は「俺のことにかまわずに早く逃げろ!」と怒鳴りました。心を鬼にして逃げるしかなく、残った家族は兄弟姉妹9人、夫婦のうち半分以下ということです。お爺さんも犠牲者です。残った家族で再建、生活をいていくしかありません。原爆の悲惨さは霧がありませんが、いとこのことを述べさせてもらいます。
彼の母は17歳で被爆し、卵巣、卵子のDNAにかなりの変異を受けているはずです。その証拠に彼と妹は、心房中隔欠損症であることが後でわかりました。この病気は、心房中隔に穴が開き、動脈と静脈が交じり合う病気で、放置すれば、アイゼンメンジャー症候群といって、肺高血圧、心不全、不整脈で早死にします。運よく、病気が見つかり昭和53年に妹が、55年に彼が心房中隔の穴をふさぎ、動脈と静脈の交わりを無くしました。東海地方では名古屋大学附属病院第一外科しか手術しているところはなく、手術は成功し、やがて令和5年になっています。奇形は心臓だけではなく、脊椎、鼻中隔、外耳道にもあり、何とか克服し、彼は医師として、開業医として、自分の苦しかった闘病生活を克服し、逆に、患者さんの治療に全力投球しています。悲しいかな、妹は3年前に突然死しました。彼息子は心室中隔欠損症があり、、孫たちも肺静脈還流異常症です。彼の家族の恥を公表するのは原子爆弾が、傷痍爆弾やライフル銃による貫通創ではなく、被災者一代で解決することではなく、その被害は孫の代々迄続行することです。極めて悪質な兵器です。1945年の広島、長崎の爆弾と違い、2025年の核爆弾は一発地球に投下したら、全人類が消滅するかもしれません。それぐらい核兵器は恐怖を増し強力になっています。それをいいことに、核保有国は、自国を守る、他国を脅かすことを公言していますが、核爆弾を敵国に投下したら、自国も地球全体が廃墟になってしまうのです。それを知りながら、ロシアのプーチンの発言は狂気です。核爆弾を2発も投下されたのは日本だけです。その悲惨さを日本は世界一知っています。GHQから強制された憲法を戦後80年も変えないのは世界では日本だけです。世界から核兵器を戦争の道具じゃなくて、平和に利用するように、何故おとなしくしているのですか?今も被爆者は日本に何千万人とこれから生まれる被爆者の怖さも含めて、声を大にして、実際に行動すべきです。政府に任せているだけでいいでしょうか?何か、世界を真剣に改心させる、行動させる方法を考え、日本は戦うべきではないですか!言葉にも限界があります。頑張らねばいけません!(完)
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2025.01.29更新
ご先祖様、ありがとう 巳年 大橋信昭
<ご先祖様 ありがとうございます。> 巳年 大橋信昭
私は毎日、仕事が終わると、今日の診療が無事に終了し、事故もなく、患者さんからの感謝の言葉も頂き、これはご先祖様のおかげであると、仏壇に毎日、お祈りをして、お礼申し上げます。
週末の土曜日になると、お墓に線香をつけ、この1っ週間が無事であったことを感謝します。頭を垂れ、両手を合わせ感謝申し上げます。これからご先祖様が助けていただいたとしか考えられない五つの事例を書写します。是非ご購読ください。
1) ある日の午前2時頃のことでございます。私は深く眠っていたのでございますが、突然“起きろ、玄関へ行け”と命令が聞こえたのでございます。玄関へ行きますと、外から人相の悪い大男が、鑢で窓ガラスを破壊しようとしていたのです。玄関から外来に入り、室内を物色し、金品を略奪しようとしていたに違いありません。ところが、その盗賊は私と視線が合致しますと、驚いて大橋医院の西に、仲間が車にエンジンをかけて待機しておりまして、慌てて飛び乗り、二人の強盗は北へ逃走したのです。もし、玄関がこじ開けられていたら、私と家内はその盗賊の持っていた凶器により、命を奪われ、院内にある金品を略奪されていたでしょう。まず、何故、深夜の2時に、私を起してくださり、玄関まで移動し、盗賊と視線が合い、盗賊はしかも中に押し入るどころか、一目散に逃走したのでございます。私共、命も助かり、何の被害もなく、警察に電話しましたが、「お気を付けください!」との一言でした。それにしても、どなたが私たち家族を助けてくださったのでしょう?深夜2時に起こしてくださったのは、ご先祖様に間違いありません。ご先祖様、ありがとうございました。
2) 私にも初孫ができたことを長女が、当院すなわち実家に帰ったときに告白したのでございます。これはうれしいことでございます。予定日は8月10日、とても待ちどうしいことです。やがて、早いもので歳月が流れ、出産が近づきますと、当院の近くで、名医の産婦人科医に出産を御願いしました。無事安産、母子ともに健康を祈るのみでございます。やがて8月10日がやってまいりました。私はしっかり熟睡しておりましたが、早朝3時頃、何となく長女が出産を予定しておりました産院へ、何気なく出向いたのです。次女がちょうど玄関におりまして「パパ、今日子(長女)ちゃん、女の子を今、出産したのよ!」と、とても興奮しておりました。私も出産時間がわかっていたように産院へ赴いたのです。生まれたばかりの初孫の長女を拝めました。不思議ですね?何故、そんなにタイミングよく産院へ行けたのでしょう?これもご先祖様のおかげです。ありがとうございます。
3) ある日曜日の初冬の流感が暴れていた時です。チャイムが鳴り、急患です。単行本を読んでいただけなので、診察することにしました。「どうしました?」と私が尋ねますと「発熱、咳、痰、のどが痛く、寒気がする」といいました。私は、インフルエンザとコロナでないことを確認し、感冒の治療に専念しようとしました。ところがです。どうしてでしょう?何となく、超音波装置を取り出し、肝臓の検査を始めたのです。私には何故だかわかりません。腹部の右季肋部を露出して、ゼリーを塗り肝臓の精査をはじめました。なんと!直径3cm大の腫瘍があるではありませんか!不思議ですね。私は、素早く感冒の治療を済ませ、患者さんに、肝臓に腫瘤があるから大垣市市民病院の消化器内科に紹介状を書いておくから早々に、診察を受けなさいと言いました。早期の肝臓がんでしたから大垣市民病院に治療していただき、その患者さんは今も元気です。私がその患者さんを感冒疾患のみとして帰していたらどうなっていたでしょう?どうして肝臓の精査をしたのでしょう?やはり腫瘤があり、早期発見、私を命の恩人といってくれます。これもご先祖様のおかげです。
4) 私が、名古屋市立大学医学部を受けたのは、昭和48年でした。
20倍の倍率、定員60人に1200人以上の受験生が詰めかけたのです。当時の担任の先生は「君の成績では難しいね」といいながらいやそうに内申書を書いてくれました。父親に医学部を受験することを懇願しました。父は「受かるのか?」私は「頑張ってみます。」といったら「馬鹿者!」と右頬を思いっきり殴られました。「俺は、親から一銭ももらわずに、今の商売をやっている!お前なんか、しっかり学費を俺からもらっておきながら、何故、受かりますと言わないのか!」それから人生教訓3時間、私は直立不動、いつ殴られるか分からず緊張した。受験日はやってきた。合格定員60人の所に1200人以上の受験生が詰めかけた。極めて厳しい関門である。私の受験番号は1090番、前日、父親に驚かされたので、不合格ならば殺されると思い、一睡もできなかった。しかし、初日の化学、生物、英語は何とか出来が良かった気がした。二日目は初日が寝ていないから、今日はよく寝ようと無理に風邪薬を飲みよく眠れた。二日目は国語、数学である。900点満点で、化学と生物は合計300点、国語と英語は合計300点、数学は300点である。数学は5問あった。すなわち数学は5問全正解でないと、20倍の医学部は絶対に合格しないのである。
数学以外順調であったのだが、数学のうち4問はすぐに回答できた。ところがある問題のみ、分からなかった。三角形に直線を引き、それによってできる面の数を述べよ。“三角形に引く線は1から無限大でありその直線の数をnとしたときにできる面の数の方程式を述べよ!”という問題であった。72歳の私はこれが解けないのである。18歳の時は解けたのであるが、3時間数学の回答時間のうち、2時間かかった。三角形に1本線を引けば面の数は2である。ところが三角形に2本、3本、4本、、、、20本、、、無限大に線を引くと面の数はどうなるのか?これには降参直前であった。あてられた用紙に目いっぱい三角形を書いて頭を抱えた。すると、どこからか、“数学的帰納法”というようなこだまのような音が響いた。なるほど,すぐに解けた。まず数学は満点であろう。この数学的帰納法をささやいてくださったのはご先祖だ!ご先祖様ありがとう!試験は終わった。あとは合格を待つのみである。しかし、この名古屋市立大学医学部の合格発表は、深夜0時なのである。私は、発表を見に行く勇気がなく母に見に行ってもらった。合格なら電話するが、不合格なら電話しないとの約束であった。深夜0時が過ぎても電話はかからない。30分、1時間、かからない、、あー不合格か?しかし、深夜2時に母は帰宅し「合格よ」と私の家は幸福に包まれた。これもご先祖様のおかげです。ありがとう。
5) 私が大垣市立東中学校の校医になり30年近くなるが、初めて校長室で、先輩の校医達とお話ができたのは平成7年ごろかも知れない。僕は先輩の校医達に「これだけの大勢の生徒の心雑音を聴取するのは大変ですね!」と聞いたら、ある先輩は「小生はもう厚意を40年やっているが、心雑音など聞いたことがない!」と不機嫌になられた。この医学の世界に心雑音は存在しないみたいな発言だ!いちばんやさしそうな先輩の校医に聞いてみると、皆さん、元軍医で、大東亜戦争の末期、敗戦近い日本に、戦場で間に合う医師を急いで育成し、主に戦場での外傷を素早く処置できる医師を多数育成し、戦地に送り込んだそうだ。2年間の専門教育で学問など後回しであったそうだ。これは大変だ!先天性心疾患、弁膜症は見逃されているに違いない。今、生きている東中学校の先輩の聴診を全員することは不可能であるから、養護教員とも相談し、心臓症状のある人は、私は時間、曜日問わず、コツコツと聴診を真剣に、超音波検査も兼ね合わせて、2年間、思いっきりやってみた。やはり、出てきた。心房中隔欠損症、心室中核欠損症、動脈管開存症、肺静脈還流異常症、大動脈二尖弁、大動脈狭窄症、大動脈閉鎖不全、心筋症、などきりがない心疾患が見逃され、高校、大学、社会人入社検診で見逃されていることが分かった。私は、考えに考え、親しい人を頼って、病気の説明、手術の必要性を理解して受けてくれる人をできるだけ努力した。大垣市民病院の循環器スタッフと協力しながら、手術を受けてくれる人が増大していった。手術しなければ肺高血圧からアイゼンメンジャー症候群、在宅酸素療法を受けても、内科的治療では短命になってしまう。私は嫁入り前のお嬢さんから泣きつかれたり、どうしても俺の息子が手術を受けねばいけないのかと怒鳴られたりした。紆余曲折があったが、多くの憎しみを受けたが、今、手術を受けた人は、長生きをして普通の生活やスポーツまでして日常生活を楽しんでおられる。これからも聴診と心臓の診察は命がけだ。手術しなければ個人差あるが20代から心不全症状が始まり、短命かなのだが、根治的手術さえ受ければ今は100歳近く生きられる。手技も発達し、カテーテル、人工弁膜など、手術なしで治る方法が急速に発達している。私もがんばらねばいけない。私が循環器を選択したのも、多くの患者さんを助けることができたのもご先祖様のおかげである。
ご先祖様、ありがとう。今日も仏壇に手を合わせ、週末にはお墓に行き、ご先祖様にお礼を言おう!(完)
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2025.01.21更新
インフルエンザが、たったの2日で治る!そんな馬鹿な!
インフルエンザが、今、世界中を暴れまくり、大流行、大パンデミーとなっています。
肺炎になり、入院する人、動けなくなる人、
感性性が強いため、他の人に移すため、本人は自宅で5日間は、独房入りです!
会社、学校、サークル、町内に大感染を起したら犯罪物です。
しかし、安心してください。インフルエンザからくる発熱、関節痛、食欲不振など様々な症状が「”2”日」出治ります。
それは、イナビルの吸入液です。この粉を肺までしっかり吸い込めば、感染後、二日で、ケロリ、治った錯覚になります。
楽です。 しかし、感染後、解熱後、二日間は自宅安静です。
治った気持ちですが、感染性はまだ残ります。もう少しの辛抱!しかし、症状が大変な速度で減少するのは夢見たいです。
岐阜県大垣市伝馬町104-1 大橋医院 院長 大橋信昭
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