高血圧症とは
高血圧は、その名の通り血圧が高い状態を指す言葉です。
心臓が血液を送り出す際には血管に圧力がかかっており、これを血圧と呼んでいます。
そして、その血圧が高くなると血管が傷つくことで様々な病気を引き起こす要因になります。
特に心臓や脳などの血管が傷つくと、命に関わることもありますので、注意が必要です。
高血圧症とは
高血圧は、その名の通り血圧が高い状態を指す言葉です。
心臓が血液を送り出す際には血管に圧力がかかっており、これを血圧と呼んでいます。
そして、その血圧が高くなると血管が傷つくことで様々な病気を引き起こす要因になります。
特に心臓や脳などの血管が傷つくと、命に関わることもありますので、注意が必要です。
高血圧によって引き起こされるリスク
- 心不全
- 動脈硬化
- 認知症
- 呼吸器不全
- 腎臓病
- 生命維持に欠かせない物質「一酸化窒素」が有効活用できなくなる
- その他あらゆる疾患
高血圧症の原因
高血圧症の原因の多くは遺伝によるものですが、それ以外にも、運動不足、食生活の乱れ、タバコ、お酒、ストレスなどの生活習慣も大きく関わっています。
特に塩分を摂り過ぎるとナトリウムが血管を収縮してしまい、さらにコレステロールによって血液がドロドロの状態になっていると高血圧になりやすくなります。
また、腎臓病や糖尿病といった他の病気が原因で高血圧になることもあります(二次性高血圧)。
こんな症状ありませんか?
高血圧症はほとんど自覚症状なく進行していきますが、場合によっては以下のような症状が現れることがあります。
- 肩がこる
- 軽い頭痛がある
- 目がかすむ
- 体の一部が痺れる(左右どちらか)
- 胸が痛い
- 動悸がする
- 胸やけがする
- みぞおちが痛む
- 朝、顔がむくむ
これらは動脈硬化の直接的な症状というよりは、それによって他の病気が引き起こされている兆候です。当てはまる方はすぐに治療を受けるようにしましょう。
自分でできる高血圧対策
食生活を見直す
塩分を控える、緑黄色野菜・繊維質・青魚・豆類を食べるようにする、食間の甘いものを控える、果物を食べ過ぎない、動物性脂肪より植物性脂肪を摂るようにするなど、食生活を見直すことが重要です。
特に血管を収縮させるナトリウムと血液をドロドロにしてしまうコレステロールの過剰摂取には気をつけましょう。
食生活を見直す
塩分を控える、緑黄色野菜・繊維質・青魚・豆類を食べるようにする、食間の甘いものを控える、果物を食べ過ぎない、動物性脂肪より植物性脂肪を摂るようにするなど、食生活を見直すことが重要です。
特に血管を収縮させるナトリウムと血液をドロドロにしてしまうコレステロールの過剰摂取には気をつけましょう。
適度な運動をする
運動と聞くと面倒で続かないというイメージをお持ちの方も多いと思いますが、ジムに通ったりハードな筋トレをしたりする必要はありません。
少し汗ばむ程度で構いませんので、少し家の周りを散歩する、家の中でストレッチやラジオ体操をするなど、できることから始めるようにしましょう。
※サルコペニアについて
加齢によって筋力が低下することをサルコペニアと言います。筋肉はQOLを保つためには欠かせないものであり、第二の心臓として血流を促す効果もあります。
今のうちに足腰の筋肉を衰えさせないようにすることも重要です。院長も、スクワットで大腿四頭筋(太ももの筋肉)を鍛えるようにしています。
適度な運動をする
運動と聞くと面倒で続かないというイメージをお持ちの方も多いと思いますが、ジムに通ったりハードな筋トレをしたりする必要はありません。
少し汗ばむ程度で構いませんので、少し家の周りを散歩する、家の中でストレッチやラジオ体操をするなど、できることから始めるようにしましょう。
※サルコペニアについて
加齢によって筋力が低下することをサルコペニアと言います。筋肉はQOLを保つためには欠かせないものであり、第二の心臓として血流を促す効果もあります。
今のうちに足腰の筋肉を衰えさせないようにすることも重要です。院長も、スクワットで大腿四頭筋(太ももの筋肉)を鍛えるようにしています。
大橋医院での治療
高血圧は様々な病気に関わっているため、当院ではどのような患者さんでも必ず血圧測定をするようにしています。
ただし、医院で測ると高めに結果が出ることがありますので、高血圧症の可能性がある方には1〜2週間ご自宅でも血圧測定をしていただきます。
血圧の目標基準(拡張期/収縮期)
医院 | 自宅 | |
---|---|---|
高齢者 | 140/90 | 135/85 |
中高年 | 130/85 | 125/80 |
糖尿病や腎臓病の患者 | 130/80 | 125/75 |
なお、当院ではすぐに薬を処方して、薬だけに頼る治療は行っておりません。
まずは減塩指導や運動指導による改善を目指し、それでも血圧が下がらなかった場合のみ、最低限のお薬を出すようにしています。
場合によっては、寒くて血圧が上がりやすい時期のみお薬を出して、暖かい時期はお薬を中断することもあります。
薬漬けにならない治療を受けたい方は、ぜひ当院へご相談ください。