2025.04.01更新

最近、岐阜県大垣市伝馬町の大橋医院には、初診で、38度の発熱をして、鼻汁、鼻閉側管、全身倦怠感、咽頭痛の

患者さんが良く見えます。

花粉症と風邪はよく合併します。

花粉症も風邪も叱りなおせば、すっきりし、お仕事は快調です。

投稿者: 大橋医院

2025.04.01更新

花粉症ですが、71歳の私:大橋医院の院長;大橋信昭が花粉症になってしまいました。

とてもつらいです。無限に出る鼻水、くしゃみ、全身倦怠感、熱っぽいです。

そこで、アラミスト点鼻液を、十分、は水を噛んだ後、挿入し、

フェキソフェナジン一錠とメキタジン一錠とアラミスト点鼻液の挿入、

すると、一時間以内にすっきり、鼻水、くしゃみ、鼻閉官は取れ、夢見たいです。

何時ものすっきりした鼻になり、仕事に集中できます。

投稿者: 大橋医院

2025.04.01更新

<グーフィス錠:便秘薬>      大橋医院
通常、1日1回、食前に2錠を服用します。 ※30分前 医師の判断により1回に服用する錠数が変わることがあります。 のみ忘れた場合は、 次の食事の食前に服用してください。
薬には効果(ベネフィット)だけでなく副作用(リスク)があります。副作用をなるべく抑え、効果を最大限に引き出すことが大切です。そのために、この薬を使用される患者さんの理解と協力が必要です。
胆汁酸の再吸収を抑制し、大腸内に流入する胆汁酸の量を増加させることで、大腸内で水分および電解質を分泌させ、さらに消化管運動を亢進させて便秘治療効果を発現します。
通常、慢性便秘症(器質的疾患による便秘を除く)の治療に用いられます。
• 以前に薬や食べ物で、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある。腫瘍、ヘルニアなどによる腸閉塞が確認されているまたは疑われる。
• 妊娠または授乳中
• 他に薬などを使っている(お互いに作用を強めたり、弱めたりする可能性もありますので、他に使用中の一般用医薬品や食品も含めて注意してください)。
• 通常、成人は1回2錠(エロビキシバットとして10mg)を1日1回食前に服用します。症状により適宜増減されますが、1日の最高用量は3錠(15mg)です。必ず指示された服用方法に従ってください。
• 飲み忘れた場合は次の食前に飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
• 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
• 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
• 通常、成人は1回2錠(エロビキシバットとして10mg)を1日1回食前に服用します。症状により適宜増減されますが、1日の最高用量は3錠(15mg)です。必ず指示された服用方法に従ってください。
• 飲み忘れた場合は次の食前に飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
• 誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
• 医師の指示なしに、自分の判断で飲むのを止めないでください。
アジャストとリンゲスの中間的作用。よく便が出て、力むことなく排便、腸はすっきり

投稿者: 大橋医院

2025.03.31更新

花粉症は大橋医院へ

鼻詰まり、くしゃみ、鼻汁

目がかゆい

 

花粉症は大橋医院へ

投稿者: 大橋医院

2025.03.30更新

今、花粉症で大変ですね。

当院では花粉症の原因:アレルゲンを調べることができます。非特異的IGEテストといいます。採血だけで以下の花粉症の原因を調べれます。

ハンノキ、スギ、ヒノキ、カモガヤ、オオアワカエリ、ハルガヤ、ブタクサ、ヨモギ、カンジダ、アルテナカリア、ダニ、ハウスダスト、蛾、

猫皮屑、犬皮屑、卵白、卵黄、オボムコイド、牛乳、小麦、大豆、氷、ソバ、カニ、エビ、など他にもご希望のアレルゲンがあれば調べれます。

知っておけば、日常生活が花粉症に対して楽になるでしょう。

以下治療薬です、エビスチン点眼液、オロパタシン点眼液、フルチカゾンフランカルボン散点鼻液、

フェキソフェナジン、メキタジン、タリオン、ザジテン、ビラノア、ザイザル、ツムラ消青竜湯、ノイロトロピン注射液、他、相談

大橋医院 大垣市伝馬町 0584-78-5305で花粉症はすっきり、待合室でお待たせはしません。

 

 

投稿者: 大橋医院

2025.03.28更新

便秘症、下痢症および便失禁とうつ病との関連
これまでの研究で便秘症とさまざまなアウトカムとの関連が指摘されている。例えば、便秘症を有する患者では大腸がん発生のオッズが1.68と有意に高い(Am J Gastroenterol 2013; 108: 894-903; quiz 904)。また、最近の報告では、便秘症と心臓関連有害事象(急性冠症候群、虚血性脳卒中および心不全)に有意な相関があることが示された(Am J Physiol Heart Circ Physiol 2024; 327: H956-H964)。昨年、便秘症とうつ病との関連を示した論文(J Affect Disord 2024: 359: 394-402)が報告されたが、本論文は、成人を対象に排便障害(便秘症、下痢症および便失禁)とうつ症状の関連性について検討した横断的研究であり、興味深い報告だと考えた。
• 合計1万3820例の患者が包括された。
• さまざまな補正(年齢、性、民族、教育歴、婚姻、BMI、睡眠、飲酒、喫煙、高血圧、心疾患、抗うつ薬使用、食事内容)をしても、便秘症(OR 2.28)と下痢症(同1.74)を有する患者は、排便障害のない患者に比べてうつ病罹患率が有意に高かった。
• あらゆるタイプの便失禁(排ガス:OR 1.27、粘液:同3.49、液体:同3.22、固形:同2.25) はうつ病と有意な相関があった。
• 便形状とうつ病罹患との相関では、ブリストルスケールの4を最下点としたUカーブで3以下および5以上ではうつ病罹患率が高かった。
• 排便回数とうつ病評価スケールの相関では、1週間当たりの排便回数が6回を最下点としたJカーブで、7回以上は便回数の増加とうつ病評価スケールは正の相関を示した。
日常臨床への生かし方
本論文の結果では、便秘症、下痢症、便失禁の全ての排便障害がうつ病と有意な相関を示した。多くの抗うつ薬には便秘症リスクがあり(Psychiatry Clin Neurosci 2024; 78: 142-144)、また難治性うつ病には抗精神病薬が併用されることも少なくない。
 便秘症に対してはさまざまな治療選択肢が増え、「便通異常症診療ガイドライン」に従った標準的治療が浸透してきている。しかし、うつ病の発症や再燃を予防するためには、緩下剤による薬剤性下痢症を含む下痢症や便失禁にも配慮した薬剤調整を行うことが求められる。

 

投稿者: 大橋医院

2025.03.25更新

花粉症の治療は大垣市伝馬町の大橋医院へ来院してください。

1)フェキソフェナジン2錠  朝夕

メキタジン2錠    朝湯

2)ザイザル一錠か2錠

3)ビラノア 4)べボタスチン散塩円OD錠 5)オノン  6)セチリジン 7)アレジオン

点眼液(エビナスチン、オロパタジン)  点鼻液:アラミスト(フルチカゾンフランカルボル)

投稿者: 大橋医院

2025.03.25更新

<家庭医の愚痴>   大橋信昭
平成元年に開業して、36年になるね。もうだいぶ慣れたけど、36歳での開業は早すぎたよね。人生修業が足らなさすぎる。もう今、71歳のお爺さん医師だけど、どんな患者さんが来ても、落ち着いて客観的に診療ができると思う。
若いときは、がむしゃらに頑張ったね。特に在宅の看取りだね。住み慣れた自宅で、昇天していく患者さんを、家族が傍にいて、私も間に入って命がけだった。しかし、社会が大きくこんなに変化したからね。老々介護の世界、独居老人の増加、患者さんの死亡年齢も若いときには50歳代は早いが60歳代や70歳代の見取りが多かった。人口構造が、ピラミット構造であったからね。90歳以上の患者さんなんて珍しかったからね。郊外に大型スーパーができ、街中の商店街は、シャッターを閉め、独居老人ばかりだよ。私は、大垣幼稚園、大垣市立東小学校、大垣市立東中学校の校医をやっているけど、年々入学者が減り、今年の東小学校の一年生の入学検診は50人少々なのだよ。信じられない。PTAが怖くて、パワハラだとか、昔聞いたことがない流行語がはやり、先生は生徒を叱れなくなってしまっているみたい。僕たち校医も「馬鹿もの!」なんて禁句だよ。「そんなことしてはいけませんよ」僕の小中学生時代は先生のピンタなんて珍しくなかったけど、今じゃ解雇だよ。給食もまずい脱脂粉乳を飲まされて、残すことはいけないことだったけど、今は食物アレルギーがばっちり検査してあって、給食も食べられるだけ食べなさいという指導なのだよ。働き方改革何て世間が騒ぐものだから、先生も割り切って自宅へ早めに帰るし、しかしストレスが多いから、教員のなり手がいない!僕たち校医も集団予防接種がなくなり、内科健診と教育委員会で活躍しないと、仕事がないんだよ。
 話は飛ぶけど、いま日本は75歳以上の老人が圧倒的に増加して、五木寛之も93歳でまだ原稿に追われ、現役の作家だし、80歳代、90歳代がいっぱい現役活躍しているのだからね。この間、肺炎の予防接種を注射した95歳の老人が「先生、今日はトレーニングジムに言っていけませんか?」と質問してくるからね。80歳代の独居老人も、転職ばかりしている20歳代から50歳代より、ずーと元気なんだね。今人口構造は、逆ピラミッドになっている。おばあさんたちは力強いからね。外来でお嫁さんの悪口を散々ぼやいて、どこが悪いかわ、分からないうちに帰宅し、翌日お嫁さんにお逢いすると、とてもいい人でおばあさんの体を心配なさっている!この二人は大岡越前にでも聞かないと、事実はわかりません!僕の診察室は病気を見るところなのに、みんな勘違いしていない!
スマホは人を狂わせたね。不登校、就職拒否、閉じこもりでスマホ中毒になっている。僕みたいな開業医には、スマホにそこまで打ち込む価値があるのか!人生棒に振っちゃったじゃないか!
若い人は小さいころから叱られていないので、弱い精神構造だね。すぐに会社辞めて転職、しかし若い人の経済状態が悪いのもあるが、結婚に対する夢は男女ともにないみたいだね。50歳の独身の息子が働いて80歳代の母親が嫁さんみたいに世話をしている。女性は一人の方が気楽だという。これじゃ少子化は進むばかり!お爺さんはお嫁さん(おばあさん)が先立たれると悲しみの絶頂で後を追うようにすぐになくなる。お爺さんに先だれたおばあさんは、青春が帰ってきたように百歳まで人生を楽しむ。今百歳が、大垣市で50人以上、全国で8万7千以上、今年100歳になったおばあさんが私の所へ来て「先生!大好き!」といって抱き着いてくるけど、これが若い女性の色気ムンムンならうれしいけど、複雑な気持ちだね。五木寛之は本に書ていたけど、65歳以上の老人軍と若もの軍と、別れて戦争でもすると何かがはっきりするって。日本人同士で止めてよ!

投稿者: 大橋医院

2025.03.24更新

<同級生>      大橋信昭
1)ある日曜日の夕暮れ、私と同級生で友達関係の綺麗な貴婦人が彼女の夫を診察してくれと電話が入った。良いよ、つれてきなさいと軽く応答した。しかし、そのご主人は強い背部痛を訴えられており、胃癌の末期であり、全身転移あったことによる骨傷みであった。彼女から夫の昇天を聞かされたのは数週間後であった。しかし、私は同級生の眉毛にある異常な彼女の湿疹を見逃さなかった。早速、皮膚科に紹介状を書いて受診させた。生検後「サルコイドーシス」という返事であった。私が医師になり、勤務医のころサルコイドーシスの終末期の女性の主治医になり、全身にサルコイド―シス結節が広がっており、内科医の諸先輩の手助けを受け、全力で救命しようとしたが、かなりきつい苦悶様症状の末、他界した記憶がある。彼女をもう一度中核病院へ紹介しなおし、全身チェックをしたが、症状は眉毛の上の湿疹のみであった。今もなお、定期的に外来診察しており、中核病院と綿密に連携している。夫も亡くしたばかりであり、顔の表情はさえない。仲の良い同級生だから、気をつけながら冗談を言い合い、笑いを診察におこるようにしている。サルコイドーシスの悪化がおきないことを願う。
2)私とは小学生からの同級生であるが、成績は彼の方がはるかによく、勉強の大逆転は無理であった。しかし、ある日、私の診察室へ来たとき、あまりにも酒の匂いがひどく、糖尿病、冠状動脈疾患、高脂血症、高血圧症であった。メタボリック症候群である。私はこれらの疾患をそれぞれの全国的に有名な医師に紹介した。返事は極めて悪く、奥さんを呼びつけると、定年退職後は、朝から浴びるように酒浸りで、テレビの番で、運動も食事療法もしていないとのことであった。こんな生活をしていると、閻魔大王がお怒りになり、浄土か地獄へ落ちるので、総合病院へ紹介して、一から体作り,治療の再計画を頼んだ。私の言うことは、親しすぎて医学的アドバイスは全く聞いてくれない。奥さんは悲しそうに神様と叫んでいる。
3)この男性も、小学生からの友人であり、自宅に「少年探偵団」の本全館があるので、あそびがてらその本を乱読していた。ある日、右下腹部がいたいと深刻な顔をして、診察室に座ったので、真剣に、痛むところを触診した。腫瘤があるではないか。すぐに中核病院へ任せた。やはり大腸癌で比較的早期で、腫瘤摘出後、人工肛門をつけた生活を強制された。私とは仲が良すぎるので人工肛門を見せるのを多いに嫌がった。やがて時が流れ、消化器専門医の治療もよく、人工肛門も外れ、腫瘍摘出後、化学療法、放射線療法で腫瘍は消失した。私の所には高血圧で一か月に一回顔を合わせ、定期的に大腸がん専門医にも診察を受けている。やれやれである。
4)その女性は労作後、息切れがするという、あまり口を交わしたことがない同級生である。諸検査の結果慢性心不全であり、心房中隔欠損症も見つかった。今は、昔と違い、胸骨は切開せずに、カテーテルで中核欠損を埋めるだけであった。しかし心不全は悪化の一途をたどった。今、BNPという心不全の便利な指標がり60以下で正常が、1200ぐらいであった。私と中核病院の主治医が、緊急入院を命令した。彼女曰く、私には愛犬がおり、だれも面倒を見てくれないので入院は出来ませんと全く理屈、常識はずれの返事であった。早かった、一週間新聞が玄関にたまっているので、近所の人が警察へ連絡したところ、風呂場で死んでいた。突然死である。何故か過去の死にTDp(Torusa  de poien)というフランス語がつかわれている。心室細動で死んだのだが、警察が入り込み事件から自然死という判断に時間がかかった。
5)中学2年、3年生と同じクラスメートであり、「痰が絡み、呼吸か息苦しく、喘息でもあるのか、全身倦怠感があるといった。」早速レントゲン撮影をしたが驚いた。全肺が真っ白でありどこで酸素を補給しているのかという状態であった。すぐに彼は毎日の百本の喫煙が何よりも楽しみであるといった。僕は怒った。これでは24時間酸素付であり、呼吸医の専門医に本格的な治療が絶対必要であり、禁煙であると命令した。彼は急に血相を変え、僕のおじいちゃんは毎日120本の喫煙を楽しみに96歳まで長生きをした。禁煙なんて無茶苦茶なことを命令しやがって、こんな診療所は来ないと、彼は一気に脱出した。その後お逢いしていない。なんの音沙汰もない。電話を一回でもして元気かと尋ねなければ行けないが、あまりにも無礼であり、知らん顔である。医師は感情に左右されずにベストを尽くさねばいけないが、私が修行不足である。同級生が良く来るが、人生百年といえども自分の体は定期的検診、良い生活習慣をせねば、お釈迦様が早くお邪魔をし、浄土の世界へ早く誘拐するかもしれない。お気をつけて!(完)

投稿者: 大橋医院

2025.03.23更新

<医者冥利につきる> 大橋信昭
私は1979年に医師になり、46年のキャリア、鼻を高くするつもりはない。それにしても、うれしいこと、ドキッとすること、冷あせをかくこと、どう表現していいか分からないことが無数にある。
つい、先週の火曜日、ある女性が「先生、体がいたくて、えらくて、何もやる気がなくて、助けてください」と外来にやってきた。大垣市の中核病院、町の複数の開業医(内科、整形外科医)に助けを求めたが苦痛は取れないという。「検査をしましょう!」といったが「検査は散々、受けました、早く助けてください」とおっしゃる。私は神様でないから、しかしひとまず無難な200mlの点滴に、ノイロトロピン1Aとシアノコロビン1Aを入れて、救出作戦を考えた。その日はお帰りねがい、今までのかかった医師に連絡を取ったが、連携が悪い。情けない!次の日、その患者さんは、「先生、ありがとうございます。すっきりよくなりました。もうどこも痛くありません。あの点滴を打ちにこれからも通院してよいですか?」
どうしてよくなったのか?私が不思議である!どういう病気なのか?土曜日も笑顔で点滴に通院された。幸福になれたのであるから、非科学的であるが、患者さんの笑顔をもってヨシヨシとする。物理学者や文科系の専門家も大橋のはったりであろうと考えているだろう!しかし、不思議なことは時々あるのだ。次の患者さんは、激しい感冒症状で私の診察室の前に座った。本来なら感冒の治療に専念するところ、診察室のベットに仰臥位にさせ、超音波を取り出し、肝臓の検査を始めたのである。何故か分からぬ?五木寛之が書いた“他力”かも知れぬ?なんと肝臓にまだ初期の腫瘍が見つかったのである。中核病院の肝臓の専門医に連絡を取り、感冒は治しつつ、病院で精査を受け、治癒へ向かった。どうして感冒の患者さんに肝臓の超音波化検査をしたのかわからない?皆さんは、ますます、大橋が嘘八百を書いているのだと思っているだろう!しかし、いつも元気な近所のおばさんの僅かな黄疸を見逃がさずに、緊急で血液検査を行い、その異常値にびっくりして救急外来へ送り、肝胆膵の専門家を呼び出し、膵臓癌であることがわかり、緊急手術になり、膵臓癌摘出、抗がん剤、放射線治療など、専門治療を行い、7年になるが、今は主婦の活動や町内の自治活動で元気である。私達医師は、
膵臓癌は発見したらいくら頑張っても余命5年と教えられたのである。この症例は大橋医師すなわち私の自慢例である。事実、その患者さんは私を命の恩人といつも拝むのである。
その他、私は循環器専門医であるから、心臓病は見逃さない。今は、産科で、超音波で妊婦の胎児の心臓精査で、生まれる前に心奇形は発見されているが、それができなったころ、私は、心房中隔欠損、心室中隔欠損、肺静脈還流異常症、大動脈二尖弁、など数多くの心奇形を見つけている。これらの患者さんは,全例手術適応であるが、
その病名を告げ、家族とも討論し、手術を受け根治して今も元気で、当院へ顔を見せてくれる。手術台へ誘導するには、泣きじゃくる患者さん、家族、説得するには、私も全身全霊である。しかし、医学の進歩で今までの症例は、開胸、対外循環の力をかりなければいけなかったが、最近ではカテーテルで病巣を直接、治してしまうことができるようになった。胸骨を切開しなくてよいのである。カテーテル治療の進歩は著しく、冠状動脈疾患、心房細動、発作性上室性頻脈、多源性心室細動も治すことができる。夢のようである。このような著しい進歩は、他の内臓疾患においても著しいものである。患者さんの苦痛は激減した。地獄から天国へエレベートした。
まだまだ、日進月歩、私たち医師は勉強を怠ってはいけない。患者さんの苦痛は限りなく減少し、診断能力も向上している。
患者さんの笑顔で再会するのが医者の冥利につきる(完)

投稿者: 大橋医院

前へ