私は中学3年の時、岐阜高校の受験勉強で大変であった。毎日、大垣東中学の門をくぐるとき、3階の窓から、毎日私を見詰める、とてもかわいい女性がいた。
どうも中学一年生らしい。「いけない、今は大切な時だ!恋なんてとんでもない!」無視して教室に向かったが、その子のことが忘れられなくなった。どうも東の方から通ってくる美女だ。
勉強しなくてはいけないのに、その女性の笑顔が、いつも心に焼き付いて、我慢して我慢して、岐阜高校受験高校を合格した。私は医師になりたく、医学部を目指していた。成績が悪く、人の3倍、
勉学に撃ち込んでいた。高校3年生になり、成績も上がり、医学部合格が出ていた。そんな時、帰宅時、私の横を、長い髪の爽やかな高校1年生の美しい女性徒が横切った。
私は思わず、彼女を追いかけた。市電に一緒になり、彼女の近くに寄った。するとその美しい女性徒は急に180度、後ろを向いて、私の方を振り向き、お互い視線が合った。一目ぼれである。
もう頭は、その振りむいた彼女で頭がいっぱいであった。勉強どころでなくなった。当時、個人情報は図書館に行けば、彼女の名前、電話番号、住所がわかった。彼女は新岐阜の何時の市電に乗るか
突き止め、同じ市電で通学することにした。これは、ついに真剣な初恋である。勇気を出して、彼女に電話をした。新岐阜駅で逢ってください!かなり勇気が言った。約束の時間に彼女は来ていた。
しかし、お母さんも同伴である。お母さんは「高校生らしいお付き合いをしなさい」許可が出た。デートだ!まず大垣公園に連れて行った。大垣城に入ろうとしたが、閉館であった。嫌な予感がした。
私の家も紹介し、次の日曜日は明治村に言った。しかし、私は、女性と付き合うなんて初めてで、自覚していたが、つまらないまじめな話ばかりで、彼女はすっかり退屈していた。映画館、喫茶店をはしごした。或るデートの帰りの時、彼女から「別れ」を言い出した。手の一つでも握れなかった。接吻は夢、悲しい別れになった。 ””いかん!医学部受験はどうした?成績は急降下、担任の先生は医学部受験はあきらめなさい」といった。「僕の人生です。絶対合格します。」女性はもうどうでもよい!不眠不休で勉強した。何とか難関の医学部に合格した。何で、人生の大切なところは、恋する女性が現れるのだ。危ないところであった。これは”女難”そのものであろう。乗り切ったのだ。女は怖い!